第二新卒とは、学校を卒業して一度は就職するも3年以内に転職活動をはじめる方の事です。新卒で就職した企業とのミスマッチで退職する例は年々増加しており、新卒社全体の30%が3年以内に退職しています。

一度就職した会社を辞めた後にアルバイトとしてナイトワークを始めてみたら、思っていたよりも長く続いた女性は少なくありません。

お客さんからの評判が高い

一度就職活動をして昼間の仕事を経験した女性は、お客さんからの評判も高く高収入を得ている方が多い傾向があります。

高収入ゆえにナイトワーク歴も長くなり、30歳を越えても多くの人気客を抱えています。そんな中から独立してキャバクラやラウンジなどを経営する女性もいますが、多くは27歳くらいまでに昼職へと進みます。

私が転職業界に長年いて気づいたのは、夜職で仕事に悩んでいる女性は『同年代の女性よりもずっと高い収入があるものの、それでも昼間の仕事に対する憧れがありジレンマに陥っていることが多い』ということです。

年収が低くなってしまう転職活動に対してモチベーションも低く、転職活動がスムーズに進まないなどのリスクを抱えているんですね。

同じキャバ嬢でも時給1,500円ほどで働いている女性は業界から抜け出すのが早く、昼職への転職も上手くいく傾向があります。

転職の決断を迷っていることが大きなリスクに

転職市場でみると第二新卒の方は年数が経つにつれて書類通過率がぐっと下がります。

「本気で転職しようと思ったときにはもう遅かった」という状態なのですね。

今の状況に少しでも迷いがあるとしても、転職サイトや転職エージェントにとりあえず登録してみて、良い求人を見つければそちらに行くくらいの気持ちは持っておくべきです。

もちろん、求人サイトを見て「今更この給料ではやっていけない。ナイトワークを専業にして独立しよう」という決断も良いでしょう。

転職に迷っていること自体が大きなリスクです。何かを決断しなければどんどん年をとってしまいます。ましてや、夜の仕事は体の負担も大きく、いつまでも最前線の現場で働き続けられる人は多くありません。

転職を考えて行動するなら、有効求人倍率が上昇している今なのです。

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